上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ]
スポンサー広告 |
TB(-) |
CM(-)
人気箱庭系ゲームMinecraft と開発元Mojang社のマイクロソフトによる買収を受けて、退社予定のオリジナル開発者でありMojang創業者であるNotchこと Markus Persson氏が個人的なコメントを公開しました。
趣味として開発したゲームが超大ヒットに成長したことで味わった体験について、巨大化したビジネスやコミュニティと個人としての自分との関係についてについて語る内容ですが、要旨は:1. 買収が完了しだい退社するが、Minecraft の開発からは買収よりもかなり以前から離れて社員に譲っている。今後はウェブベースの小規模な実験作に専念し、万が一にもまたヒットしそうになったら直ちに放棄するだろう。2. Minecraft のプレーヤー、コミュニティの全員に深く感謝している。Mojangを離れてマイクロソフトに引き継ぐことにしたのは、もはや自分の手から離れた巨大なビジネスや、ゲーム業界のある部分のシンボル役から個人に戻ることが目的。「金のためではなく、自分の正気のため」。買収が完了次第、『Minecraft』の生みの親として知られるMarkus “Notch” Persson氏をはじめ、Carl Manneh氏、Jakob Porser氏らMojangの設立者たちは退社することが決定しているものの、現在『Minecraft』の開発を率いているJens Bergensten氏は残留することを明らかにしている。
なお、Xbox事業を率いるPhil Spencer氏によると、買収後もiOS、Android、PlayStationといったPCやXbox以外のプラットフォームでのサポートも継続していくとのこと。
Phil Spencer 我々とMojangの関係は、『Minecraft』のコンソール移植を持ちかけたところから始まった。『Minecraft』はあっという間にXbox Liveのトップ・オンライン・ゲームになり、過去2年間でXbox 360版は20億時間以上プレーされた。その時の協力関係が、その後の土台となった。我々は常々、『Minecraft』には途方もないポテンシャルを感じていた。
Microsoftでは、人々を団結させるコンテンツの力を信じている。『Minecraft』は我が社のゲーム・ポートフォリオに多様性をもたらしてくれるし、複数のプラットフォーム上で新たなゲーマーを獲得する助けになってくれるだろう。ゲーミングは様々なデバイス上でトップのアクティビティになっており、今後も『Minecraft』コミュニティとフランチャイズの更なる成長が期待できる。我々がこれからもXboxとPC以外のプラットフォーム、つまりiOS、AndroidとPlayStationにも『Minecraft』を提供し続けていく予定があるのはそのためだ。
『Minecraft』コミュニティは、情熱と多様性に溢れており、老若男女を網羅している。我々はブランドと『Minecraft』の本質である独立精神を尊重しているし、フランチャイズを進化させる過程で、革新性の伝統を引き継いでいくことになるだろう。クラウドやXbox Live、モバイル・テクノロジーに対する我々の投資は、より豊かで速いワールド、よりパワフルな開発ツール、そして『Minecraft』コミュニティと繋がる更なる機会をプレーヤーにもたらすだろう。
『Minecraft』開発チームのユニークなビジョン、独創的なエネルギー、そして革新的な考え方は、我々の他のグローバル・スタジオに完璧にフィットするだろう。
Microsoft Studiosには、343 Industries、Turn 10 Studios、Lionhead Studiosなどが含まれている。こうしたMicrosoft傘下の業界最先端のゲーム開発スタジオは、『Halo』や『Forza』、そして『Fable』といった大人気作を手掛けてきた。MojangをMicrosoftファミリーに迎えることができたのはエキサイティングなことであり、『Minecraft』の長きに亘る成功を、今後末永くサポートできるのはとてもスリリングだ。
Microsoftが『Minecraft』のMojangを25億ドルで買収Minecraft to join Microsoft
スポンサーサイト